2006年09月07日

忙しすぎる夏休み

ブログの更新どころではなかった。あまりにも忙しすぎて、メールもろくに書けない日々が続いた。

第1学期の授業が終わるとすぐにオープンキャンパスの仕事、その翌日には帰省し、東京でいろいろな人に会い、古本屋をめぐり、美術館をめぐり、目はぐるぐる回った。

「ポーランド写真の100年」展の松濤美術館に行くために渋谷の街中を歩いたら、途端に頭痛にみまわれた。人混みがこんなに苦手になっていたとは我ながら驚きである。上野の国立博物館の若沖展もすごい人混みで、やはり頭痛が止まらない。展示物がずばらしいだけにたいへん残念だが、いくつか気になる作品だけじっくりと観た後は、カタログを買ってさっさと帰った。

8月16日、新潟に戻るとすぐに成績入力の仕事でまるまる2日がつぶれる。そして18日は富山へ。富山県立近代美術館の「種の起源:ロシアの現代美術展」の開会式に出席するためだ。式の前にバクシテンとも会えたし、開会前のすいている会場でゆっくり、じっくりと作品を見ることができて、すごく幸せだった。もちろん頭痛などなりようがない。翌日は福野文化創造センター「ヘリオス」で開催日最後の「モスクワ美術展」を、これもまたゆっくり、じっくりと観ることができて、幸福感は高揚するばかり。やっぱりこうでなくては。午後は再び富山県立近代美術館に戻り、ロシアの現代美術をめぐるシンポジウムを聞き、とても勉強になった。そして、夕方の高速バスで大急ぎで新潟に帰った。

ゆっくり休むなどもってのほか、すぐに書類の山と格闘しつつ、頭痛の恐怖におびえつつ、なんとか3日間をのりきり、今度は家族と大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレに行った。車をとばし、2日間で約60の作品を見た。久々のカバコフ、インファンテに懐旧に浸り、ボルタンスキーに驚嘆し、子どもと一緒に楽しめるいくつかの作品に感心し、いやあ夏休みはこうでなくちゃあ、と堪能した。そして地域とアートとの関わりにや自分自身の今後の生き方についてさらに考えるためにも、今回のトリエンナーレはとても参考になった。

この後の3日間は論文執筆のための資料整理と読書と思っていたら、『ロシア・ジャズ』の初校ゲラが届いていた。当然、校正である。普通ゲラには編集者や校正者によって、鉛筆で校正上のアドバイスや誤字・脱字の指摘が書き込まれているものなのだが、このゲラは真っ白だったので、おおいに面食らった。きっとお金も人手もない出版社のこと、そこまで手をかけていられないということなのだろう。しかし、甘えてはいけない。全部目を通し直すこと4回、徹底的に誤りは直したから、もうそれほど大きい間違いはないと思うのだが……、きっとまだあるのだろうなあ。それを指摘されて、また落ち込むんだろうなあ。

もう一度初校ゲラをチェックしたかったのだが、すでに時間切れ。27日には稚内へ行き、稚内新エネルギー研究会の人々と合流。翌日から9月1日までサハリンへ行った。9月2日に稚内から戻るとすぐにゲラをもう一度チェックした。そして、3日には集中講義をお願いしているU氏をお迎えした。4日からはまた大学の仕事をいくつかこなしつつ、今度はアルハンゲリスクのジャズ・デイズで上映予定のドキュメンタリー・フィルムの準備にとりかかった。

と、こんな具合なので、ちょっと体力的に限界に来ている気がする。締め切りを過ぎた論文が頭の隅をよぎるが、さて、どうしたものやら。

一日中、ひたすら寝ていたい‥。これが目下の最大の望み。
posted by masa at 16:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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