2012年03月23日

レートフとの映像がアップされた

2008年12月13日に新潟の砂丘館で開催したレートフ、スホーチン、堀川久子そして私の公演をレートフがネット上にアップした。
http://sergey-letov.livejournal.com/128065.html

最近はいろいろ面白い映像がネット上で手軽に見られるようになって、本当に便利になったものだと思う。上記の私たちの映像もたくさんの人に見てもらえると嬉しい。

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2012年03月04日

アレクセイ・アイギついに来日

お知らせです。

昨年3月大震災のため来日がとりやめになったアレクセイ・アイギですが、今回急遽来日することになりました。3月9日ー19日の予定です。そこで、次のようなイベントを開催します。

ポスト・クリョーヒン・スタディーズ 番外編
アレクセイ・アイギを囲んで

日時:2012年3月10日(土) 17:00〜20:00
会場:Sound cafe dzumi (吉祥寺)

(1)鈴木正美&岡島豊樹がアレクセイ・アイギの魅力を語る
(2)アレクセイ・アイギ公開インタビュー:徹底的に聞きます
(3)アレクセイ・アイギ(バイオリン)&河崎純(コントラバス)ミニライブ
料金2,000円

終了後、交流会を開催(会費は別)。

Sound cafe dzumiは3時30分開店です。
http://www.dzumi.jp/info.html

この他にも次のイベントが開催予定です。

3月14日(水)夜: 早稲田の音楽喫茶 茶箱でのライブ(巻上公一vo 高岡大祐tuba 田中徳崇ds 特別ゲスト アレクセイ・アイギviolin )
http://club.sabaco.jp/e/948/%E5%B7%BB%E4%B8%8A%E5%85%AC%E4%B8%80x%E9%AB%98%E5%B2%A1%E5%A4%A7%E7%A5%90x%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%BE%B3%E5%B4%87/

3月15日(木)17:00 蕨のタタミスタジオで河崎純さん他とのセッション(続いて交流会)
http://bfrec.com/tatamistudio.html
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2012年01月28日

ロシア文化の方舟

野中進(他)編『ロシア文化の方舟──ソ連崩壊から二〇年』(東洋書店)が昨年12月に出版されました。
4864590087.jpg
http://www.bk1.jp/product/03497915

bk1では次のような内容紹介。
ソ連時代とくらべてどう変わったのか、どれくらい「伝統的なロシア」に回帰しているのか、新しい流れは生まれているのか。1991年のソ連崩壊から20年たった今日のロシア文化を紹介する。

私も「ロシアのジャズ──今も続く芸術革命」を執筆しています。

長塚英雄編『ロシアの文化・芸術』(生活ジャーナル)と併せて読むと、現代ロシア文化に関して幅広く知識を得ることができるでしょう。たくさんの方々に読んで頂けることを祈っています。



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2011年11月05日

トヴェーリのニュース映像

2010年5月14日、トヴェーリでロマン・ストリャ−ルと共演した時にテレビ局の取材を受けたのだけれど、そのニュース映像がネット上にあって驚いた。

http://video.mail.ru/mail/jazzclubdomaj/1/13.html

私のロシア語下手ですね。プレス・インタビューは何度も経験しているけれど、いまだに慣れない。緊張がもろにあらわれています。しかし、ロマンはカッコイイなあ。

そのロマンとFaceBookで再開。便利な世の中になったものだ。
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2011年05月13日

ロシアの文化・芸術

bunkageijyutu.jpg
『ロシアの文化・芸術』(長塚英雄編) が生活ジャーナル社から刊行されました。長い副題「 新生ロシア20周年・ロシア文化フェスティバル5周年 ソ連崩壊20年後のロシアにおける新しい傾向とロシア芸術の魅力の基本的特徴」からも分かるように、最新のロシア文化事情がわかる内容です。
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0112578852

日ロの専門家24名が執筆しています。私も現代美術に関する論考を書きました。ご興味がありましたら、是非ご一読ください。
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2011年03月31日

能について

昨年のモスクワ滞在中、オブラスツォーフ国立アカデミー中央人形劇場・人形劇博物館ではたいへんお世話になった。劇場の中には人形劇専門誌「奇跡の劇場」の編集部があり、ここのスタッフにはことのほかお世話になったばかりか、私がクラブ・マスチェルスカーヤで行ったミニ・レクチャーを原稿にして「奇跡の劇場」に掲載してくれることになった。

その原稿が掲載された「奇跡の劇場」(2010年第3-4号)が最近モスクワから届いた。有り難いことである。私が能管を吹いている写真まで載っている。
М. Судзуки (Япония).
С флейтой в руках о театре Но.
≪Театр Чудес≫ 3-4, 2010 год. С.28-29.
TD2010_3_sm.jpg

次のサイトから全文ダウンロードできる。
http://puppet.ru/?pageId=289

大学の紀要とか研究誌のように読者が限られている媒体ではなくて、演劇関係者や人形劇ファンが幅広く読んでくれるこの雑誌に載せてもらえたことがとても嬉しい。

この半年間あまりにも目まぐるしくて、ほとんど何も書けずに苦しんでいたのだけれど、今回この雑誌を手にして、またもっと書こうという元気が出てきた。
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2011年03月14日

無事です。

国内外の大勢の方々から安否を気遣うメールを頂戴しました。
有り難うございます。こちらは家族共々元気です。

新潟市内は申し訳なくなるくらいに平穏無事です。
災害ニュースを見るにつけ、胸が痛みます。
自分の無力さ加減が情けなくなります。

どうか一人でも多くの人が助かりますように。
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2010年07月21日

帰ってみたら

モスクワから帰国するなり、毎日慌ただしく、とてもブログどころではない。此の世の瑣事だらけである。何か書こうという気に到底なれなかった。

ロマンやエドはどうしているのかなあ、と思っていたら、6月22日のクラブ・マスチェルスカーヤでのライブがYouTubeに載っていた。おお、いつの間に。
stolyar sarat suzuki 1 1
http://www.youtube.com/watch?v=ETnjTmGqqIU&feature=player_embedded

そう言えば、会場でビデオ撮影していた人がいたなあ。
どうも有り難うございます。

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Роман Столяр, Эд Сарат, Масами Сузуки. Концерт в "Мастерской", Москва 22.06.2010
http://basov-m.livejournal.com/9579.html
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2010年06月29日

急がば回れ

6月28日。朝から最後の洗濯をし、荷造りをはじめる。100枚近いCDとDVDをいかにスーツケースに詰め込むか。何度も詰め直しては、スーツケースを体重計に載せて重さを計る。7回目ぐらいでようやく20キロ以内におさまった。しかし、その分手荷物が増えてしまう。今度はその手荷物をできるだけコンパクトにまとめるように悪戦苦闘する。楽器がいくつもあるせいで、どうしても減らすのは難しい。

どうやら目処がついて(それでも5つの手荷物である)、ゴミ出しをし、シャワーを浴びて、まだ出発まで2時間あるので、8月28日に佐渡で開催予定のシンポジウム「世阿弥と佐渡の能楽」のチラシのデザインを仕上げてしまう。なんとか出来上がったものの主催者の先生宛にチラシの添付ファイルをメールで送るが、デリバリーエラが帰ってくる。何度やってもだめなのでもう諦める。

午後3時。時間通りに迎えが来た。いかし、来たのは約束していたマクシムではなく、リューダ。ターニャが卒業試験前日でマクシムも身動きできないという。大丈夫、私があなたを空港まで連れて行くから、とリューダ。しかし、話をしていると、昨日のカザフでのフェスティバルから夜遅く帰ってきて、ほとんど寝ていないという。大丈夫かなぁ。

小さな渋滞を抜けながら、リューダの車は街道に出て、快適に走って行く。車中でニコライの生前の話(音楽の仕事だけに携わるようになるまでの経緯、さまざまなミュージシャンとの出会い等)をたくさんしてくれる。録音機を用意しなかったことが悔やまれるが、次回また改めてきくことにしよう。

空港に向かう時にいつも通るレニングラード街道ではなく、違う街道を走っていることに気がついて少し不安になる。渋滞を避けて近道を走っているらしい。やがて、空港への道を示す標識が見える。やれやれとほっとしたのもつかの間、空港への分岐点で車がたくさん立ち往生している。なんと、警官がいて、完全に道を封鎖しているではないか。どうしても通れないことが分かり、リューダが警官に何度も迂回路を尋ねる。いくつかの答えが返ってくるが、その1番目が「道に詳しいタクシーに乗れ」である。ふざけている。さらにいくつかの案があったが、空港への道は大渋滞なので、これは一端モスクワの中心部に戻って、空港直通の電車で行くのがベストだという結論にリューダは達した。

渋滞を予測してボーディング3時間前に家を出たのだから、いつもの渋滞する道を愚直なまでにのろのろと走っていれば、確実に空港にたどり着いたはずなのだが、近道をしようとしたために、かえって最悪の事態になってしまった。さらに、リューダは道を引き返そうとして、見知らぬ通りに入ってしまったために、完全に方向を見失ってしまった。なんども停車し地図を確認し、また走るが、しばらくするとまた現在地が分からなくなっている。道を歩く人や信号待ちの隣の車のドライバーなど何人もの人に道を尋ねてようやく目的の街道に出る。

やっと知っている道に出て、これで順調にいくと判断したリューダはまた昔話を始めるが、私はこのまま飛行機に間に合わなかったらどうしようとそればかり考えている。リューダは大丈夫よ、まったく問題ないわ。と言っている矢先に違う分岐点に入ってしまい。また反対方向へと走り始める。あら、ごめんなさい。また元の道になんとか戻り、出発から2時間後にして、ようやくベラルースカヤ駅にたどり着く。

この駅から空港への直通電車が出ている。5時の便はすでに出てしまった。次の便は5時30分。空港までの所用時間は35分。離陸2時間前ちょうどに着くことになるので、一安心。切符は300ルーブル。出発前にトイレに入ったら25ルーブルだった。

この電車のことは知っていたが、なにしろたくさんの荷物を持って電車の乗り降りをしたくないので、車を頼んでいる訳で、こんな事態になることは予想していなかった。しかし、もうこの電車で行くしかない。荷物を載せるところまではリューダが手伝ってくれたので、それだけでもとても助かった。リューダに別れを告げ、電車は走り出す。エクスプレスとか言いながら、少しも早く感じない。それでも道路の渋滞を考えれば、ものすごく早い。今回の事態についてリューダは別れ際、「こんなことはよくあることよ。そして必ずなんとかなる。これが人生よ」と言っていたが、まったくその通りだと思う。ロシア的生活から学ぶことは多いのだ。

今度は何事もなく、空港に到着。しかし、荷物が多いので、汗だくになってターミナルへと向かう。ボーディングは始まっている。すでに長い列ができている。じっと順番を待ち、心配していた荷物の重量オーバーもなく、やっとパスポート・コントロールも通り抜け、ボディ・チェックで小物を入れた箱が壊れて、時計や携帯電話が床にまき散らされ、係員が珍しく詫びているのに応えるのも面倒くさく、なんとか搭乗口までたどり着く。

搭乗までまだ40分ほどあるので、いつものアイリッシュバーで最後のロシア・ビールを飲みながら、やっと一息つく。後は飛行機に乗ってしまいさえすれば、ひたすら寝るだけだ。隣の席の客がタバコ臭くないことを祈るばかりである。
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2010年06月28日

おみやげとマルトゥイノフ

6月27日。朝から掃除機をかけ、床をぞうきんがけする。最後の洗濯もする。いやあ、きれいになった。すっきりした。

いよいよ明日の帰国を前にして、日本へのおみやげを買いに行くとにする。ルイノクとも思ったのだが、手っ取り早くおみやげを買うなら、やっぱりよく知っているヴェルニサーシュだろう。ということで、イズマイロヴォに向かう。よく知っていると言いつつ、間違えてイズマイロカヤ駅で降りてしまった。公演でくつろぐ人々の姿がホームから見える。本当はあんなふうに日陰でのんびり過ごしたいのだが…。再びパルチザンスカヤへ引き返す。

イズマイロヴォのヴェルニサーシュはいつも通りの賑わいである。入り口付近のDVDショップで「陽気な連中」と「ヴォルガ・ヴォルガ」を買う。モノクロ映画に彩色したもので、気になっていたのだ。いくつか店を横目に見ながら、昔風のマトリョーシカを売っている店で立ち止まる。気に入ったデザインのものがあったので、店の若者にいくらだときくと900ルーブルだという。高いよ。じゃあ、いくらなら買うのか値段を言ってよ。700でどうだ。いや、750。しょうがないか。もう少し安く言えばよかった。750で購入。

似たような品物しかない中でもたまにいいものもある。アルハンゲリスクの幸福の鳥が軒先に吊り下げられている店があった。面白い絵が描かれた木の器が並べられている。スコモローヒの絵が描かれた皿と三人姉妹の絵が描かれた器が気に入って、どちらか迷うが、結局、三人姉妹と幸福の鳥を買う。しめて2,000ルーブル。高いが、妥当だと思う。その他いくつか買い込み、予定の予算をオーバーしたので、帰ることにした。

一端帰宅し、水をガブガブ飲み、軽く食事をし、一休み。メールなど書く。先日送ったメールに今頃ミーシャから返事が届く。かなり田舎にいて、メールチェックができなかったという。急かすから、無理につくったDVDのコピーを渡そうと思っていたのに、田舎に行くのなら事前に言ってほしいものだ。DVDは友人に託すことにした。

午後7時、ドムへと向かう。今日はマルトゥイノフのコンサートだ。新譜の「イーリアス」の発表記念と新刊本の発表記念を兼ねたコンサートのはずだったが、「イーリアス」はジャケットのデザインがまだ終わっていないためリリースされていないし、本の方も出版が遅れているという。前倒しの記念コンサートということになってしまった。CDと本を手に入れるのを楽しみにしていたのに、とても残念だ。

マルトゥイノフというのに、今日はお客が少ない。もうみんな夏休み体勢なのだろう。コンサートの前にマルトゥイノフが新作のコンセプトについて長々と話すが、ほとんど理解できない。マルトゥイノフの本もそうだが、彼の考えも表現も難しくて、何度も読まなければ理解できない。その場の話なんか全然分からない。でも、分からないなりに面白いので、それでいいのだ。

映像を流しながら演奏するという。ピアノの演奏が始まる。いつものように同じフレーズの繰り返し。微妙な変化。さて、映像は? なにやらシミのようなものがぼんやりと映っている。何も動かない。シミのままである。映像は後から流すのかな。演奏は続く。どう表現していいのか難しいのだが、メロディーの反復と増幅、音の差異と連続がとても気持ちいい。映像の方はというと相変わらずシミのままだが、かすかにその模様がはっきりとしてきている。演奏はさらに続く。譜面もなしに、この連続はすごい集中力だ。しかも早いパッセージ、ピアノフォルテの連続。筋力もすごいのだろうなあ。気がつくと映像がはっきりしている。どうやらレンガの壁である。先ほどのシミは壁をアップにしていたので、ぼやけていたのだ。カメラがひいていくにしたがって、壁の様子がどんどんはっきりしていく。演奏は続く。カメラはどんどんひいていく。だんだん巨大な壁であることが分かっていく。演奏は続く。巨大な壁は巨大な建造物であることが分かってくる。塩蔵は続く。巨大な建造物はなにやらとても不自然な異様な代物であることが分かってくる。演奏は続く。ある一つの建物の部分を切り取って、それを横に反復した合成映像であることが分かる。演奏は続く。どこまでも反復する強大な建物の壁。上下の白い空間がどんどん広がり、やがて地平線の中に完全に消えてなくなり、真っ白になる。演奏の音は休符が増え、だんだんと消えていく。

1時間余の演奏。すごい。

昨日の偽チベットのマントラよりも、よほど祈りに近い、荘厳な構成だった。ほとんど生音に近い演奏で、ピアニストの力量がはっきりと分かる。曲も演奏も実にすばらしい。CDがリリースされるのが楽しみだ。マルトゥイノフの本もしっかり読まなくちゃ。

モスクワ最後の夜をマルトゥイノフで締めくくることができて、私は実に幸せである。

明日は朝から荷物の整理をし、午後3時にアパートを出発する。100枚近く入手したCDとDVDをどう整理するか頭が痛い。明らかに重量オーバーだろう。まあ、なんとか対処しよう。

日本に帰れば、また書類と会議と授業に追われる日々である。このブログも当分書き込むことはないだろう。毎日日記が書けるということは、それだけ生活にゆとりがあるということなのだと思う。「忙しい」という愚痴が書けるだけでも幸せだろう。愚痴を書く暇もない、まるでゆとりのない生活っていったい何なんだろう。ああ、帰国するのが恐ろしい。

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Вернисаж в Измайлово
http://kremlin-izmailovo.com/Souvenir-Market

Презентация книги Владимира МАРТЫНОВА "ВРЕМЯ АЛИСЫ"
http://www.dom.com.ru/event/2010/06/27/
posted by masa at 05:08| Comment(0) | モスクワ日記2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする